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ドッグフードの添加物使用量の制限について

ドッグフードの添加物使用量の制限は、ペットフード安全法に基づいて決められています。
ペットフード安全法で定められているドッグフードにおいての添加物の含有量は、エトキシキン・BHA・BHTの3つの含有量の合計が1gにつき150μg以下とされています。
その中でも、エトキシキンにおいては1gにつき75μg以下でなければいけません。
また、亜硝酸ナトリウムの含有量は、1gにつき100μg以下とされています。

ドッグフードに含まれている添加物とは、酸化防止剤や発色剤、合成着色料、保存料などがあります。

エトキシキンやBHAやBHTは、酸化防止剤の種類です。
酸化防止剤とは、ドッグフードの酸化を防ぐ働きがあり、もともとガソリンや石油の酸化防止剤として使用されていました。
口に入れるようなものに使われていなかったため、発がん性やアレルギーの原因、その他にも健康を害する可能性が高いことから、使用量の制限がされています。

亜硝酸ナトリウムは、発色剤の種類の一つです。
発色剤は、色を鮮やかにみせ、見た目をキレイに見せてくれる添加物です。
毒性が強く、嘔吐や血圧低下などを引き起こし、多くの量を摂取し続けると、発がん性の危険性が高いことから、使用量の制限がされています。

合成着色料は、ドッグフードに鮮やかな色を付けてくれる添加物です。
〇色〇号という表記がされているものが合成着色料です。

保存料は、抗菌・静菌作用や細菌やカビの増殖や発生を抑制する働きがあります。
保存料の種類には、保存料は、安息香酸ナトリウム、ポリリジン、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシン安息香酸、プロピオン酸などがあります。

他にも、人工甘味料や保湿剤などの添加物もあります。

これらの添加物を多く摂取し続けると、発がん性や染色体異常、アレルギーの原因など体に害を及ぼす可能性があるものばかりです。
そして、酸化防止剤の3種類と発色剤の1種類の添加物以外は、ペットフードにおいて使用量が制限されていない添加物なのです。

しかし、人間の食品添加物として使われているものは、細かく使用量が制限されているものも多いです。
また、海外のペットフードにおいての法律や規定などでは、このような添加物の使用量が制限されているものや使用が認められていないものもあります。
このように人の食べ物やペットフード先進国と比べると、日本のペットフードにおいてはまだまだ遅れている事がわかります。

添加物使用量の制限がほとんどされていないということで、心配であれば無添加ドッグフードをおすすめします。
無添加ドッグフードでは、このような合成添加物が一切使用されていなくて、使われていたとしても天然素材のものを使用しています。
そのため、添加物が原因で健康に被害を及ぼす心配はありません。
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