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ドライのドッグフードにはダニに注意!

小麦粉や、ホットケーキミックス、砂糖などの粉製品に住み着くダニを、「コナダニ」といいます。
このコナダニは、人間の食べ物だけではなく、ドライのドッグフードに住み着く場合があります。
体長0.3~0.5mm程度の小型で、体は白く短い足が特徴のダニなので、肉眼でみるには見つけにくい程小さいです。
しかし、大量に繁殖してしまうと動いているのが分かります。

粉製品やドライのドッグフードは、開封後の保存料方法が悪く、条件が揃えば1~2日の間に大量のコナダニが繁殖してしまいます。
コナダニが好む条件は、デンプンやタンパク質などが含まれている食べ物やカビがあること、卵を産むために隠れる場所があること、温度は25~30℃、湿度は60~80%を好みます。
そして、ほんのわずかな隙間があるだけで侵入するため、輪ゴムやクリップでとめていても入る場合があります。

ドライのドッグフードは、小麦粉などの穀物や肉粉などの粉類が含まれているものが多く、タンパク質も含まれています。
これらの原材料を製造過程で粉砕して混ぜ合わせ、乾燥させています。
一度開封すると空気中の水分を吸い込んで湿度をもちます。
このような環境は、コナダニが最も好む環境で、数匹入ればその中で大量に繁殖してしまいます。

この、コナダニを犬が食べてしまうと、アレルギーを引き起こす可能性があります。
人間にもダニアレルギーがあるように、犬にもダニアレルギーがらあればすぐにアレルギー反応をおこしてしまい、体の痒みや下痢などの原因となります。
特にアレルギー体質の犬はドライのドッグフードの保存に注意が必要です。

コナダニが侵入、繁殖しないようにするためには、密封容器に小分けにしておき、冷蔵庫に入れて保存し、開封後は早めに使い切るようにしましょう。
特に高温多湿である梅雨から夏は注意が必要です。

また、ドッグフードのサイズが大きければ大きいほど、一度開封してしまうと保存の管理が大変になります。
多頭飼いや大型犬であれば、大きいサイズのドッグフードでもすぐに無くなりますが、多頭飼いでなければ大きいサイズでも、小分けの袋に分けられているドッグフードを選ぶことや、小さいサイズで短期間で食べ切られるドッグフードを買うことをおすすめします。
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