納豆のドッグフードと納豆の効果について
納豆は、人間にとって体にいいものというイメージがありますが、もちろん犬にもいい影響をもたらしてくれます。納豆を使用したドッグフードは市販されており、納豆菌を使用して作られたドッグフードや、フリーズドライした納豆をそのまま食べられるようなドッグフードがあります。
このようなドッグフードの特徴や、納豆が犬にもたらす効果を説明していきます。
ドッグフードの特徴
納豆菌を使用して作られたドッグフード
納豆の活用方法は大きく2つに分けられますが、その一つは、納豆菌をドッグフードに入れて作る方法です。納豆菌とは、納豆を製造する時に使う菌で、タンパク質を分解する際、特有の粘質性と匂いが生じます。
納豆菌を使っていますが、タンパク質分解を伴わないため、納豆の独特な匂いやネバネバ感は無く、普通のドッグフードと同じような形や味をしているのが特徴です。
フリーズドライした納豆のドッグフード
納豆の活用方法のもう一つはフリーズドライです。人が食べているような納豆をそのままフリーズドライして与えることができます。
ネバネバ感はなく、さらっとしていて食べやすく加工されています。
そのままの納豆の栄養を取り入れる事ができますが、これだけを与えると栄養が偏るため、普段のドッグフードのトッピングとして取り入れることをオススメします。
納豆がもたらす効果
納豆は、タンパク質や食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラルの種類もとても多く含まれていて、犬に必要な栄養が多く採れます。また、納豆に含まれるナットウキナーゼという成分も犬にはとてもいい影響をもたらしてくれます。
ナットウキナーゼは、納豆に含まれる酵素の一種で血栓を溶解する作用や、血液をサラサラにしてくれる効果があります。
犬では、このナットウキナーゼによって血栓の溶解がみられたという例もあります。
ナットウキナーゼの他にも、納豆には、血液の流れを良くしてくれたり、腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を増やして腸内環境を良くしてくれる整腸効果もあります。
また、骨のタンパク質の働きや骨の形成を促進したり、カルシウムの吸収も促進してくれる効果がありますので、強い骨が作られます。
そして、抗菌作用・抗酸化作用などもあり、犬にとっても納豆はとても体にいい食べ物と言えます。